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台湾新幹線開通おめでとう [台湾]

 台湾の新幹線が開通しました。テレビや新聞で報道されましたので、ご存じの方も多いかと思います。台北市の少し南に位置する板橋から台湾南部高雄市間を1時間30分で結ぶとのことです。

http://www.thsrc.com.tw/tw/travel/onboard/700t.asp
http://www.thsrc.com.tw/tw/travel/onboard/std_class.asp

以上は台湾高鉄(台湾国鉄)の新幹線紹介HPです。
 
台湾新幹線の車両は日本の700系新幹線をベースにしたものですが、開通は予定より相当遅れました。遅れに理由に関しては様々言われているようですが、運行システムにフランスTGV(ユーロスター等)のシステムを導入したため、とも言われています。
 そう言えば、台北市内の新都市交通はフランスが納入したもので、やはり開通予定を大幅に延ばしたように記憶しています。なかなか開通しない新都市交通システムを目の前にして台北の友人は「政府(当時は国民党政府)が賄賂を取りすぎて、予算が十分に建設導入費用に回らなかったからさ」と笑っていました。
 今回の遅延理由の真実はどこにあったのでしょうか?

 夕方、香港フェニックステレビをBSチャンネルで見ていると、台湾新幹線のニュースを流していました。でも「日本の技術をベースにした新幹線」とは一言も報道しません。報道内容は「電光掲示板や発券システムなどに不備があり混乱を来した」というものでした。中国領香港の報道だから仕方ありませんが、本土中国に日本の新幹線を建設しても、どれだけ彼の地から感謝され、日本への信頼のパイプが太くなるのか、と疑問に思ってしましいます。

 そういえば数年前のNHKテレビ中国語講座のテキストを立ち読みしていると、「中国はこれから自分たちで新幹線を建設する」というニュアンスの本文がありました。信じられませんね。NHKは一体何を考えているのでしょうか?自分達だけで建設するのではないでしょう。

香港フェニックステレビは台湾新幹線報道に続くニュースとして、「自国開発新型戦闘機」のニュースを流していましたが、本当に全くの自国開発?どこかヨーロッパの国からの技術導入なのでは?自国防衛のため、と報道していましたが、ブラックジョークのようです。
でも、中国のタブロイド紙を見たりすると、日本のイージス艦や新鋭戦闘機のことが紹介されていて、中国も日本のことを強く意識しているということが、よく理解できます。
 
中国が嫌いなのではありません。しかし、例えば彼の地に仕事で行き、なにげなくテレビを見ていると、核開発に成功したことに歓喜乱舞する民衆、という昔の映画(毛主席の時代でしょうか)が流れていたりします。まるで北朝鮮の今日を見ているようで、うんざりすることがあります。ソビエトからの技術供与で開発された核なのに。

例えばインドネシアやタイ、マレーシアに日本の新幹線が走る姿を想像するのは愉しいものがありますが、上海北京間の新幹線はあまり想像したくありません。
中国の友人と新幹線の話しになった時には「一時間に数本運行するのならヨーロッパのTGVで十分でしょう?」と言うようにしています。数分に一本運行するなら日本のシステムの方が優れているに決まっています。

中国の悪口ではありません。しかし、時としてうんざりすることがあるのも確かです。