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NHK 世界遺産を巡る ランスの大聖堂 [雑感]

先ほどまでフランス・ランスの大聖堂の番組をNHKで放映されていました。
宗教、教育、政治、そして少女・ジュリエットさんのランスの大聖堂への思いと
興味深い、参考になる番組でした。

ランス大聖堂は世界遺産に登録されおり、
ゴシック建築の完成された姿を持つ聖堂の一つです。

そのランスの大聖堂の近所に住むジュリエット。
ランスの大聖堂が大好きな少女です。

彼女が通う学校で「私たちにとってランスの大聖堂とは何か」というテーマが出され、
ジュリエットはランスの大聖堂を訪れる人たちに「ランスの大聖堂とは何ですか」
と聞いて回りますが、
返って来る答えはいずれもジュリエットの期待するものではありませんでした。
ジュリエットが期待していた答えとは「信仰の場としてのランスの大聖堂」でした。
ところが「歴史的な建造物として」「美しいから」という答えばかりで
誰も宗教的関心はないのです。

授業の発表の場でジュリエットは「信仰の場としてのランスの大聖堂」を発表しますが、
それに対しての反論も出ます。

反論の中で興味深いのは「信仰が薄くなっているこの時代に・・・」というものでした。
ジュリエットは
「宗教を信じないない人は人生に意味がない
誰が我々を作ったのか」
とさらに主張します。

凄いですね。授業でそこまでの討論が出来るのです。

先生は「他者を受け入れる寛容」をジュリエットに説きます。
それはもちろんジュリエットだけに対してではなく
クラスの全員に対して教えていることです。

フランス憲法では政教分離が徹底されており
それは学校における授業でも十分に反映されています。
先生の「寛容」はそうしたフランスの宗教教育を背景としたものですが、
日本の場合は宗教的単なる無知に陥りがちです。

ジュリエットは寛容について学びながらも
さらにランスの大聖堂に対しての興味を深めます。

来週はルーマニアの教会を取り上げるようです。

NHKの番組内容は以下のアドレスで
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr115.html
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コメント 2

石山みずか

ゴシックは森林を破壊した跡に森林のメタファーとして石造で造られた物と聞きます。フランスが発祥のようで、ケルトの森の破壊の後に造られ石の森のようです。
この現在に、ゴシック石造の森はどのような意味を持つものでなのでしょうか。
植林して鎮守の森を造ってきた文化とは対極にあるように思うのですが。
もっとも、現在の開発では鎮守の森は作られていないようにも見えますが。
by 石山みずか (2008-11-27 16:05) 

kotaro

石山みずか 様

コメントありがとうございます。
なるほど、考えさせるテーマですね。
鎮守の森は、植林文化ということを初めて聞きました。
もう少し詳しく教えて頂けませんか?
by kotaro (2008-12-04 19:36) 

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